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新任教員挨拶(山田雄治)

経営学部 教授 山田雄治

 2020年度4月より本学でお世話になっています。本年度は、経営学部で「簿記原理Ⅰ・Ⅱ」および「基礎演習」を担当することになりました。

 今年の3月末に、岐阜県立大垣商業高校を定年退職し、第二の人生をこの朝日大学でスタートできることをとても光栄に感じています。これまで、岐阜県内の商業科設置校で商業教育を担当してきました。高等学校では、主に情報処理の授業を中心に担当してきましたが、本年度は、私が大学時代に専攻してきた会計学に関する授業を担当することとなり、原点に立ち返り大学で講義することの責任の重さとやり甲斐を感じています。

 4月着任早々、新型コロナウイルス蔓延による遠隔講義となり、学生の皆さんと直接コミュニケーションが取れないことが残念ですが、一日も早く日常生活が戻ることを祈念しながら、この原稿を書いています。

 朝日大学で学ぶ学生の皆さんに向けて、毎日の学生生活の中で心がけて欲しいことをP.F.ドラッカーの言葉を引用して、お伝えしたいと思います。

 「選択肢を前にした若者が答えるべき問題は、正確には、何をしたらよいかではなく、自分を使って何をしたいかである。多元社会は一人ひとりの人間に対し、自分は何か、何をしたらよいか、自分を使って何をしたいかを問うことを求める。この問いは就職上の選択の問題に見えながら、実は自らの実存にかかわる問題である」(P.Fドラッカー『断絶の時代』)

 大学生活は、自らの選択に応じてどのようにでもなります。4年間の与えられた時間の中で、「自分とは何か」これらから向かう実社会で「何をしたいのか」自己を見つめ、自らを探求し続ける時間であると思います。皆さんが本学を卒業する時に、この問いかけに答えられる有意義な時となることを期待しています。

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