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水道インフラを支える森松工業を見学しました

経営学部経営学科3年 日置遥斗

森松工業は、創業1947年で、今年で78周年を誇る歴史ある企業です。水を貯めておくステンレスタンクを製造しており、国内でトップシェアを誇っていると聞きました。事業内容としては、ステンレスタンクを受注、製造、納品と一貫して供給しています。実際に、製造現場を見ると意外に近く、雨に濡れずに移動できるつくりになっていました。製品の多くは1つ1つ異なっていて、工程の多くで従業員が手作業を行っており、大きな製品は従業員を現地に派遣して組み立てていました。このような工夫によって、効率的かつ大きな面積を必要としない製造方法だと感じました。ただ、音が大きく、夜間の作業は難しいと感じました。

メイン事業は、水道事業と建築事業の2つです。水道事業は、貯水池を山などに設置する事業です。取引先の100%が公共事業であり、全国で約62%の市町村に納品していて私たちの地元である岐阜にも納めています。こちらの事業は、あまり見かける機会がないですが、我々の生活には欠かせないもののひとつだと説明を聞いてわかりました。もうひとつの建築事業は、我々にとって身近な建物、ホテルやマンションやディズニーランドなどの有名な施設などに設置しており、一度は見たことのある丸い半面が飛び出ているステンレスタンクが代表的な製品です。水を貯めたり、安定して供給するための受水槽や高置水槽として使われています。最近は、航空事業にも進出しており、ロケットの胴体プレス加工をしています。ステンレスでタンクをつくる理由は、錆びにくく衛生的に長期間使えるためです。また、全溶接構造によりさらに、耐久性を上げています。このように、水道インフラを支える重要な役割を担っている社会貢献度の高い企業が、森松工業であると今回の説明を受け感じました。

今回の企業見学によって自分の知らないビジネスが多くあることがわかり、これからの経営の学習や就職活動において参考にしようと思いました。見学にご協力くださいました森松工業の方々に心よりお礼申し上げます。

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