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餅食文化〔岩手県一関市〕(髙橋菜緒)

経営学科2年 髙橋菜緒

 私の地元は岩手県一関市というところです。一関市は餅食文化が盛んで、私も、一関に生まれ、幼いころからたくさんお餅を食べて育ってきました。一関では近年、「もちフェスティバル」というお祭りも開催されています。(2019年で第9回、2020年は中止。)一関総合体育館を会場に、全国各地の餅料理を集めてグランプリを決定します。毎年、全国から強豪が集結され、昔ながらの餅料理、創作料理、スイーツなど多種多様な餅料理を一度に味わうことができます。

 一関の餅食文化について調べたところ、「世嬉の一酒造」さんのホームページに詳しく書かれていたので、以下、参考にしました。(URLは文末に記載)

 一関は、伊達藩から伝わったもち食文化が受け継がれている地域です。 季節の行事や人生の節目など、ハレの日にはもちが食べられてきました。 もちの種類は約300種類あるそうです。

 また、冠婚葬祭などのあらたまった席で、儀礼食として供される「もち本膳」というものがあります。この地方独特の儀式として、作法や食べ方にも決まりがあります。私はこの作法を小学校や中学校の家庭科の授業で教わりました。もち本膳は元来、武家の年中行事で食べられていたものです。武家社会に伝わる礼儀作法の「小笠原流」と、料理の家元「四条流」の流れをくんだものといわれています。

 私にとって、この餅食文化を大切に受け継いできている一関市が自慢です。約300種類のもちがあるので、食べることが好きな方は是非一度足を運んでみてはどうでしょうか。 (「世嬉の一酒造」https://sekinoichi.co.jp/

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