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教育実習を通して(川口桃佳)

ビジネス企画学科4年 川口桃佳

 私は、2019年6月に母校である岐阜県立武義高等学校で、2週間教育実習をさせていただきました。私は1年生の担当になりました。私の指導担当教員は在学時にいらっしゃった先生でしたが、接点がなかったため緊張と不安がありました。また、私の場合はまず教育実習生が私だけ、そして、教育実習1日目から授業をすることになっていたので、余計に不安で、前日はよく眠ることができませんでした。

 実習の初めの1週間は、生徒とうまくコミュニケーションが取れませんでした。それに加えて、授業もうまくいきませんでした。何度も心が折れました。何度も教職課程センターの先生に「やめたい」とメールすることが頭をよぎりました。しかし、指導教員から「生徒となんでもいいから話してみて。」と言われ、とりあえず話してみようと心に決め、1週間最後の掃除の時間に生徒に話しかけてみました。すると、生徒たちが笑顔で話してくれて、とてもうれしかったのを覚えています。今では、もっと早く話しかけていたらと少し後悔しています。

 2週間という教育実習を通して、コミュニケーションの大切さを学び、これからもいろいろな人とコミュニケーションをとっていこうと思いました。また、来年度から本格的に講師として生徒と接するので、この経験を活かしていこうと思います。

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