株式会社鵜舞屋(岐阜市、「岐阜 故郷のおせち」のコラボ先)が運営する『岐阜駅改札前の臨時売店(土産品売場)』のリニューアル、「岐阜歴史博物館 麒麟がくるドラマ館・臨時売店」の商品選定、陳列提案を参加学生(現3年生17名)が協働して取り組んだ。この一連の活動を通して、地域や企業が抱える課題を理解し、その解決のためにマーケティングや商品開発が活かせることを体感し、実践的、体験的に学習した。具体的には、当初計画した通り、市場調査、アイデア発想、コンセプトワーク、企画案作成の流れに沿って実施したが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、2020年4月以降、「岐阜歴史博物館 麒麟がくるドラマ館」の休館などにより、陳列実践、販促ツール開発、販売促進については、実施できなかった。そのため、後半はプロジェクト内容を変更し、日刊工業新聞社主催の学生ビジネスプランコンテスト「キャンパスベンチャーグランプリ」にコロナ禍における新規事業提案を出すこととし、3案のプランを提案した。
株式会社鵜舞屋様への臨時売店改善については、4チームに分かれて、株式会社鵜舞屋様の岐阜駅前にある臨時売店の観察調査を実施し、改善のための提案を企画書にまとめて、プレゼンテーションを行った。また、プレゼンテーション後に高森社長様、担当の伊藤様とディスカッションを行った。
CVGキャンパスベンチャーグランプリへのチャレンジについても4チームに分かれて、臨時売店改善で学んだ、観察、課題抽出、アイデア出し、解決策創造、企画書作成の流れを応用する形で、プラン作成を行った。また、新たにビジネスモデルを学び、ビジネスモデル図を描いた。市場性、ターゲティングに加え、5年間の収支計画を策定するところではこれまでにない学びができた。
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