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【特別企画】〔連載〕就活体験記② インターンシップに参加して(経営学部4年 K.T. )

 先日、とあるメーカー(A社とします)にてインターンシップに参加したので、その体験とそこから得たことについてお伝えします。

 まず、なぜA社を選んだかというと、一つは、3月に朝日大学が主催した就活セミナーの際に、お話を伺った人事担当の方がとても人当たりが良く、会社自体に好印象を持ったからです。

 もう一つは、自己分析をしていくにあたり営業、飲食、物流など様々な職種の中でも、コツコツ地道に仕事が出来るといったイメージのある製造業は、本当のところどんな職業なのだろう?と疑問を持ったことです。こうした理由から、インターンシップへの参加を決めました。将来、地元の企業で働きたいと考えている私にとっては、地元A社での研修は良い機会でした。

 インターンシップの内容は、会社説明や製品の紹介、工場見学でした。説明を聞いて、特に印象に残った事があります。それは、

 「仕事をすることはやはり大変なことで、その対価としてお金を貰っている。そうであれば、やはり社員の頑張りを高く買ってくれる会社の方が良い」、というお話でした。それを聞いて私は、自分のアルバイトの経験などを重ねて共感しました。

 もちろん仕事は楽しいこともあるはずです。そして、楽しいことがなければ続けられません。反面、辛い、きつい部分もあります。ですが、その頑張りに見合った給料を貰えると嬉しくなるので、そのことを仰っているのだと理解し、社会人と学生の立場ではありますが社員の方の存在に親近感を抱きました。

 工場見学では、実際に機械が稼働している現場を見ました。絶えず機械が動いている所を間近で見ることができ、とても新鮮に感じました。自分達の身の回りにある製品は、こうして作られているのだと、改めて実感しました。同時に、お客様に満足してもらえる安心・安全な品質を一定に保つ、物づくり産業は様々な人達の手によって支えられていることを再認識しました。

 このインターンシップの経験から私の中にあった、『製造業とはどんな仕事なんだろう?』という疑問の答えを得ることができました。

 商品が一つ出来上がるまでの工程に多くの人達が関わっている、私はその人達の1人になり、社会へ貢献したいという気持ちが自分の中で芽生えたことが、これから就職先を決めるにあたって大きな指針になると確信しました。

 もちろん、他の企業を見て様々な考えを得ることもあると思いますが、自分の中でやりたいこと、説明を聞きたい企業など、大まかなことは決まりました。

 今回のインターンシップに関する助言はもとより、就職への悩み、話を聞いてくださりサポートしていただいたAGOの方々に感謝いたします。

 もし、インターンへ行こうか悩んでいる学生の方がいたら行動することをおすすめします。企業研究にもなりますし、そこで直接話を聞いて得ることがたくさんありました。躊躇しないで、積極的にインターンへ行くと自分の未来が拓けていきますよ。

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