経営学科4年 小野木 渉太
私は会計について特に学んできたので、当初は会計事務所を志望していました。そのため、大学の就職セミナーに参加している会社を中心に説明を聞いていました。一通り会計事務所の説明を聞き、ほかにどこかの説明でも聞こうかと思っていた矢先に目に入ったのが、生活協同組合コープ岐阜(コープ岐阜)でした。
話を聞くと、就職すると初めは全員同じ部署に配属されるものの、その後は一人ひとりの希望によっていろいろな部署に配属されると知りました。私が今まで学んできたのは株式会社の会計ですが、株式会社以外の会計にも触れてみたいと考えていたので、とても魅力に感じました。もちろん就職して会計業務に携わることができるかは分かりませんが、近い将来、会計に携わり、会社の中から会計を知りたいと思うようになりました。そこで、コープ岐阜に絞って就職活動をしようと決めました。
ここでの就職試験は全部で3回に分けて行われました。1回目は他の受験者とグループワークを行いました。それぞれが役割を持ち、謎を解いていくものでした。初対面の人とチームを組み、協力して謎解きができました。
2回目は人事部長面接でした。この面接はエントリーシートをもとに志望動機、長所、趣味などについて話をしました。また、事業の対象が岐阜県全域なので岐阜県内の遠いところに行くかもしれないという事を聞かされました。
最後は役員面接でした。この面接では先の内容に加えて専門である会計について話をしました。「生協の経営はどうですか?」とか「○○の会計処理についてどう思いますか?」などの予想していない質問を受けて、上手には返せませんでしたが、自分なりの考えをきちんと伝えることができました。 就職活動を振り返り、驚くほど思い通りに進みました。6月初めに内々定をいただき、それ以後は自分の時間を多く取れるようになりました。この時間を使って大学での学習や就職に向けた準備をしています。これから就職活動をする人には、自分のやりたいことをきちんと考えて企業を選んでほしいと思います。また、会計を専門にしている人は面接を受ける企業の財務諸表などを調べておくのもよいと思います。将来この就職活動が正解だったと思えるように、これからも頑張っていきたいです。
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