※ネタバレ注意です
二銭銅貨
一つの犯罪をきっかけに、頭脳の試し合いに発展していくところが面白かった。
二癈人
大学に行くような優秀な人が騙され、癈人になっていく過程が面白かった。
D坂の殺人事件
物質的な推理と心理的な推理によって結論が全く異なってしまうことが面白かった。
心理試験
犯罪者視点から書かれていて、完全犯罪のための緊張感を感じながら読み進められたのが面白かった。
赤い部屋
法律に触れない殺人について生々しく書かれているが、最後に語られた内容に衝撃を受けました。
屋根裏の散歩者
犯罪に興味を持ち、それだけでは物足りず自ら犯罪を実行するまでの過程を犯人視点から書かれていて面白かった。
人間椅子
文中では変態的な思考を持った話であったが、最後に送られた手紙を読むことで恐怖心を覚えるような話でした。
鏡地獄
レンズや鏡に魅せられて、そればかりに固執しすぎたことで、どんどんと精神がおかしくなっていくというカオスさが面白かった。
芋虫
夫婦の話で、夫婦の間で様々な苦難があり、取り返しのつかないことをしてしまったのにも関わらず、柱に書かれていた言葉から二人の間に愛があったことがわかり、なんとも言えない気持ちになりました。
友人からおすすめされたので読んでみましたがとても面白い本でした。みなさんも機会があれば読んでみてください。
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