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これまでの人生とこれからの人生(服部凌吾)

経営学科1年 服部凌吾

 自分のこれまでとこれからを話していこうと思う。といっても自分がどのような人生を歩んでいたかと言われると自分の性格上、1人では判断できない。今回は自分と12年間連れ添ったハンドボールと絡めて話していこうと思う。

 12年前の秋に遡る。クラブチームの選手だった父と訪れた体育館で私はハンドボールと出会った。初めて見た感想は「とにかく走るなぁ~」「自分には向いてなさそうだなぁ~」など、興味津々とはかけ離れたものだった。その当時から人より少し身長が高く、体格に恵まれていたので、正直に言うと自分には余裕でこなせる競技だと思っていた。現実は違った。身長は高いが、あまりにもふくよか過ぎた。いわゆるデブだ。チームの中でのランニングは毎回ドベ、練習中は1番にバテた。

 だが、自分にも負けないものがあった。シュートだ。人よりも肩の力が強く、上級生にも引けを取らないと当時のコーチが語ってくれた。その言葉を聞いてから、私は走りそっちのけで「自分は才能がある!」との思いで、シュート力をメキメキと磨いた。俗に言って、私は周りに流されやすい、要はチョロいやつだ。しかし、そんな私でも小学生の時には全国の一歩手前まで行けた。

 中学ではチームをまとめることが多かった。コーチ不在の中、副部長として練習メニュー作成やメンバー選考など、監督と言ってもいいような仕事をこなしていた。私はまたも壁にぶつかった。思うように試合で勝てないことが多く、その原因をすべて自分のせいだと思い込んでしまった。ショックで体調を壊した。振り返ると暗黒期だったとつくづく思う。思い悩むことは多かったが、練習参加で何とか希望高の推薦までこぎつけた。進路担当の先生、親、チームメイトに「奇跡だ!」「前代未聞だ!」と驚かれたのを鮮明に覚えている。

 奇跡で入部した高校のハンドボール部での3年間はとても楽しかった。反面、これまで以上に苦しかった。朝5時半に家を出て布団に入るのは0時ごろ、という毎日を過ごし、「死ぬんじゃないか?」「部活に殺されるのではないか?」と思い悩んだ。それでもやめられなかった、いや、やめたくなかった。ここでやめたらいけない気がした。高校3年間を通して精神力がとても強くなった。

 私に対しては、周りに流れやすい奴、抱え込むが精神力は強い奴、何ともつかみどころのない奴、という印象を持つ人も多いかもしれない。だが、これはこれまでの人生であり、ここからの人生はまったく違うものを描いていきたいと思っている。大学4年間はやれることも多く、自由度も高い。半面、自分を律することができないと段々とダラけていってしまうと思う。DEAD or ALIVEな4年間だと思う。ハンドボール、日常生活を通じて、自分を律し、人としても競技者としても成長できる濃密な4年間にしていきたい。 

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