経営学科 前田 崚雅
私たちはゼミの活動として、アパレル産業について学びました。アパレル産業の廃棄ロスの問題や、原価を下げるための工夫など様々なことを学びました。そして、学んだことを生かし「ユニクロ」と「しまむら」の比較を商品、店舗、財務の3点で行いました。
ユニクロでは実地調査を行い、今までの客としての目線ではなく、どのような陳列の工夫があるか、接客のポイントは何だろうかといった目線で調査を行いました。調査を始める前は、どちらの企業もあまり違いはないだろうと考えていましたが、実際に調査を行ってみるとかなり違いがありました。具体的には、ユニクロは陳列の高さが高いのに対し、しまむらはそれが低いことや、ユニクロは制服がないのに対し、しまむらはあるなどの違いがありました。一方、両者ともに店員からお客様に声を掛けに行くことはほとんどないという共通点もありました。
このような同異点を各企業のターゲティングやポジショニングから分析していくと、なぜしまむらやユニクロがそのような工夫をしているのかが分かり、利益を出すためには私たちが考えていた以上に様々な工夫が必要なのだと学びました。
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