国際未来を切り開く社会性と創造性、そして、人類普遍の知性に富む人間を育成する

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2022年度経営学部入学式 式辞(小畠信史)

経営学部長 小畠信史

 皆さん、ご入学、誠におめでとうございます。ドイツからの留学生の方へは、同国では学校制度が日本と異なるため、小学校入学以外は「おめでとう」を言わないと聞いていますので、「ようこそ朝日大学へ」との言葉を贈らせていただきます。これまでの皆さんのご努力に敬意を表しますとともに、永年にわたって皆さんを暖かく支えてこられた、ご家族や関係者の方々にも、心よりお祝いを申し上げます。

 また、理事長の宮田淳先生、学長の大友克之先生、常務理事の高橋偉茂先生、本日は、お忙しいところ本式典にご列席いただき、深く感謝申し上げます。

 皆さんの夢は何ですか?まだ夢を探している人もいれば、すでに夢を見つけた人もいるかと思います。大学を創立した人、あるいはこれにかかわった人達にも夢があり、すべての私立大学には、この夢をうたいあげた「建学の精神」があります。本学の建学の精神は、お配りした冊子に記してあるように「国際未来社会を切り開く社会性と創造性、そして、人類普遍の人間的知性に富む人間を育成する」です。

では、朝日大学を創立した人の夢を、誰が、実現するのでしょうか?

様々な考え方はあると思いますが、私は、皆さんと、私たち大学の教職員であると解しています。

 朝日大学の経営学部、同大学院、留学生別科にあっては、建学の精神を礎とし、私たち教職員の長年のノウハウが注ぎ込まれた、夢を探し、育むためのカリキュラムが用意されています。これを私たちと共に学んだ皆さんが、国際未来社会という次のステージへと巣立ち、ここで自らの夢をかなえたとき、建学の精神は、まさに具現されるのです。

 今日、世界は、終わりの見えない新型コロナウィルスとの戦い、国際秩序を無視したロシアの武力行使などにより、混乱の坩堝と化しています。しかし、恐れることはありません。皆さんは、本学を卒業・修了する際、常に激しく変化し何人もその将来を予測できない国際未来社会に適応できる強靭かつ、しなやかな翼を必ず手に入れています。

 皆さんが、自らの夢を実現するために、メイド・イン・アサヒの翼を大きく広げ、国際未来社会へ羽ばたく日を楽しみにしております。

※本年度の入学式は、新型コロナウィルス感染防止を図るため、時間的な制約の下で行われました。

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